クラウドコンピューティングって生活に関係してくるの??
公開日:
:
未分類
さて、最近IT用語で「クラウド」とか「クラウドコンピューティング」とかいう言葉を多く聞き始めていると思います。これって何?って感じですよね。素人なりに解釈してみます。
そもそも情報システムとは
ざっくり情報システムとは2つあると思います。「仕事用」と「プライベート用」。
仕事用は物を売ったときの売上を入力して、毎決算ごとに計算して、紙に印刷して出す。とか。もっと身近なものでいえば、スポーツジムの会員管理をしているシステムとか。。。従業員が仕事をする上で利用するシステムです。
一方プライベート用は、例えば ZOZOタウンとか楽天などのショッピングサイト。その他にも、Googleが無料でサービスをしているメールシステム「Gmail」など、個人が自分の利益のために使用するシステムです。
さて、どう違う??使う人としては一緒ですよね。たしかにそうです。
ちょっと違うとすると、仕事用は従業員専用です。なので基本的には会社にいないと使えません。例えば、家からスポーツジムの会員管理システムにアクセスできないですよね。それができてしまうと個人情報なんてあっさり盗まれてしまいます。さらに特定の人、つまり従業員しか使わなかったりするので、キーボードやマウス操作が特異だったりします。要は万人受けしなくても良くて、自分のところの従業員だけ使い勝手が良ければOKなんです。
一方、プライベート用は利用者を限定しません。メールシステムや写真の共有システム。mixiやtwitterなんかのソーシャル・ネットワーク・サービスというのも、これらの種類に分類されるでしょう。
こちらは利用者を限定していないので、なるべく誰にでも受け入れられる使い勝手でないといけません。そのあたりが難しいところですね。
で、情報システムってどうやって作るの?
関係あるのは基本的には「仕事用」ですかね。
たとえば、スポーツクラブを開業しようとなったら、会員管理をしないといけません。最初はノートに会員の名前とか住所とか書いてればいいですが、後でさがすとなると大変だったり、水に濡れたりすると字がにじんで消えてしまったり。。。色々問題があります。そもそも手間がかかりますね。
だんだん会員に増えてくるとExcelなんかで管理してもいいかもしれません。そのうち、会員カードを発行して、会員の人がスポーツクラブに来た日時や利用時間などのデータを会員情報とひもづけて管理したいと思いだしたりするかもしれません。とうとうこうなってくると情報システムの出番です。Excelではちょっとつらいですから。
では、システムを作ろう。。。となりますが、自分ではどうやって作ったらいいか検討もつかない。で、インターネットで調べるといろんな会社が情報システムを構築するサービスを提供しています。
気軽にお願いしようと見積をとると、1000万や2000万なんてざらです。挙句の果てに出来上がったシステムを運用しないといけないので月々数百万円の運用費用もとられたりします。
少し、システムを作るのに主にかかるお金を考えてみましょう。システムづくりは今のところ家を建てるのに似ています。
まず、どんなシステムを作りたいかシステム屋さんと相談します。ここでまず相談料が数十万から数百万かかります。
やりたいことを決めるときに「どれくらいの会員数を見込みますか?」なんて質問をされます。ここで100人と答えるのと、1万人と答えるのではつくるシステムの規模が変わってくるので当然金額も変わってきます。ビビって「じゃあ100人くらいで」なって言った日には、もし会員数が100人を超えたときにはまたシステム屋さんに別途見積もりをとって、システムを再構築をしてもらわないといけません。なので、商売の展望と財布をにらみながらこのあたりの部分を固めないといけません。
ある程度やりたいことが固まってきたら、システム屋さんが見積もりを出してきます。
ここでまず驚き。あっさり数千万とかかかってしまいます。プログラムをする人や、プログラムを動かすPCを買うお金。その他もろもろ。家でも資材とか大工さんの人件費とかたくさんかかります。それとよく似たものですね。
やることが決まったら、システム屋さんが設計をします。そして、設計書を持ってきて、専門用語を並べられて「いいですよね?」と聞かれます。でOKを出すとシステム屋さんはしばらくひきこもってプログラミングをしながら会員管理システムを作ってくれます。数ヶ月〜数年まで期間は規模によりまちまちです。
さて、そろそろ出来上がる予定。。。と思ったら、なんか障害と呼ばれるものが起こったとのことで、スタートが遅れます。なんか、よくわからないが他人ごとのように「障害」といって、システム屋さんも困った顔をします。困るのはこちらなんですが。。。まぁいいか。日本人は優しいので許して、待ってます。
またしばらくすると「できました!」ということで、動いている様子を見せてくれます。わくわくしながら見てみると、意外と想像よりしょぼかったりして、自分が思い描いていたものと違うなぁという思いに駆られると思います。でも、そこで「違う」なんて言ってもあとの祭り。仕様に入ってませんから。そうです、一番最初、1年ほど前にやった、やりたいことを決める段階で盛りこんでいなければ、作ってもらえません。あたりまえですが、なんか腑に落ちない。でも諦めます。
ということで無事システムを利用してスポーツクラブの会員管理をできると思いきや、、、たまに画面が固まったり、入力してもエラーになって受け付けてもらえなかったり。ちょっとおかしいなぁと思ってると、また障害があったとシステム屋さんから連絡があり、しばらくするとまた直してくれます。ここはお金は取られません。ただ、やはり障害は誰かが引き起こしたかのような言い方をされます。小人でもいるんですかね。
という感じで、だいぶ端折ってますが、システムが稼働します。
クラウドコンピューティングになると何が嬉しい??
例えていうと、今までのシステムは一軒家の持ち家です。クラウドコンピューティングは格安賃貸です。
持ち家は先ほど説明したように建てるために色々決めないといけなかったり、住み始めるまでに時間がかかります。金額も数千万円というお金を自分で負担しないといけません。自分の家の庭もあるし、他人とは一線を画した状況で生活を送ることができます。
この例をシステムに話を戻すと持ち家と同様に従来は、自分ですべてを決めて、高いお金を払って自分で買って、自分で所有して、自分で管理していきます。しかしながら悪いことばかりではなく、自分だけのオリジナルのシステムを作ることができ、他人(他社)との差別化ができます。
では、クラウドコンピューティングはどうかというと、こちらは賃貸の超特大マンションという感じです。しかも敷金礼金は不要。家具付き。毎月の家賃だけでOK。そのかわり基本的にはカスタマイズはあまりできません。用意された部屋の中で生活をする必要があります。また、1つの建物の中に何世帯もの家族がいるので、一軒家に比べるとプライバシーが確保しずらくなります。
この例をシステムに話を戻すと、こちらは自分で作るのではなく、作成から管理まですべてシステム屋さんが勝手にやります。そして利用したい日から、毎月利用料を払います。といいことばかりに見えませすが、こちらはカスタマイズはあまりできないので、一般的なシステムを利用することになり、他社との差別化を図るのは難しくなります。
利用料は様々ですが、一例でいうと、Googleが提供する企業用のメールやドキュメント管理のサービスは月額500円で利用できます。
と、そんなものか。という感じがしますが、クラウドコンピューティングにはもう一つ大きな特徴があります。
またまた、家で例えると。先ほど例で「超特大」マンションと出しました。超特大というのがみそです。超特大なので部屋がたくさん余っています。しかも必ず隣の部屋も空いているので、壁をぶち抜いて1つにすることも可能です。その場合は、ぶち抜いた月から2部屋分の家賃を払えばOK。
最初は2人暮らしだから2LDKくらいで、最終的に子どもが3人、両親が一緒に住んで8LDKとなっても、その約4倍の家賃を払えばいいんです。たまに太っ腹の不動産屋さんだと20LDK位までは2LDKと同じ料金でいいですよ〜ってところもあります。
もしくは週末だけ友達が来て、2日間だけ部屋を増やしたい!みたいな要望にも難なくお答えできるマンションです。用事が済めば部屋を返せばいいだけです。家賃も元通り。
といったように、システムも最初はどれだけ会員が来るかわからないので、100人くらいを想定したシステムにしておいて、会員が増えてきたら、もっと大きなシステムに増設していくことができます。その時の増設後のシステムの大きさに比例した月額使用料に変わるだけで、増設自体にお金は要りません。
また、スポーツクラブでは週末に利用者が集中するため、週末だけ大きなシステムを用意してたくさんデータを処理したいというときにも、そのときだけシステムを増設することができます。料金についても先ほどと同様です。
一般ユーザは??
個人のユーザは自然とクラウドに移行していくと思うのであまり気にしなくていいと思うのですが、イメージとしてはPCに入っているデータをGoogleやAmazonといった大きな会社が預かってくれると思ってください。
で、写真や映像などを自分のPCに保存しなくても良くなります。そしてインターネットがあれば、自分のデータにどこからでもアクセスできるようになります。
まとめ
とういうことで、うまくクラウドを使って便利に安く情報システムを利用するようにしましょう!
関連記事
-
北川景子「きいろいぞう」を読む
北川景子は最近ブログで読書をしている様子を書いていますが、こんどは西加奈子の「きいろいぞう」を読む予
-
2010年10月開始のドラマ
最近番組改編時期なので特番ばかりですが、10月から続々と新しい番組が始まります。今回はまず10月開始
-
SPEC を観ました
この秋のドラマですが、とりあえず SPEC は観ました。率直な感想あと1歩と言う感じがします。すでに
-
AKB48とSMAPが揃い踏み
8月29日(月)のSMAP×SMAPにAKB48が出演します。出演するメンバーはAKB48の総選挙上
-
松井珠理奈のお笑い能力
今日のピカルの定理に松井珠理奈が出演していました。イマドキ女子と行き遅れ女子(40代)の女子会を比較
-
2011年今年注目する女優
2011年も始まりました。TVでは恒例のお笑い系の番組が流れています。ちょっと違うのはかくし芸がなく
-
韓国戦の前に松木さんのような熱狂的な気持ちを持とう
先日のカタール戦、たくさんの人が見ていたようで。明日の夜は韓国戦です。ワールドカップ程の盛り上がりは
-
電車に乗ってるサラリーマンの話を聞いてると出来る人ばかり
最近通勤で座れることが多いので、ついつい目の前に立っている人たちの話を聞いてしまいます。そこで最近思
-
今日のHEYHEYHEYでAMEMIYAの良さを再認識
やっぱりAMEMIYAいいですね。独自のメロディーに乗せてしっかりとその人に愛情を持って歌っています
-
なんとなく大島麻衣の新曲「Second Lady」
ピカルの定理やロンドンハーツで大島麻衣を見るたびにこの娘はAKB48を抜けて良かったと思いますね。能