海の上の診療所、主演は松田翔太、ヒロインは武井咲で。

7月開始のドラマがそろそろ終わりそうなこの時期。10月開始のドラマが続々と発表されています。

月九は松田翔太と武井咲

こんどの月9は松田翔太と武井咲のコンビです。

武井咲さんのコメントです

「筋の通らない曲がったことが大嫌いな女性で、いままでにやったことのないキャラクターなのでわくわくしています。松田翔太さん演ずる航太とのやりとりや、二人の間がどのように変化していくのか、まだ見ぬ先々の展開がとても楽しみです。瀬戸内海の美しい島々でのロケも楽しみです」

ところで月九って？

なんで月九ってそんなにすごい扱いされるのか？！

昔は毎日野球中継(セリーグ)がありました。最近の人はわからないかもしれませんが、毎日7時からどっかのチャンネルで野球中継がやってました。

放送予定は21時までなんですが、その時間までに終わる試合はほとんどありませんでした。その場合は、時間延長として、だいた21時30分くらいまで放送していたんです。

しかも、今みたいにデジタル放送ではなく、録画機器もテープで、時間を指定する形式だったので、野球で延長なんかがあると、途中まで野球が録画される悲しい自体が多発していました。なので、ちょっと長めに録画するんですね。

まぁ、そんな事情がって、野球中心のテレビでは21時以降の番組は変更が掛かる可能性が多かったんです。

しかしながら、月曜日というのはセ・リーグがお休みなので、テレビ中継も無し。ということは、かならず21時から予定通りドラマが始まる訳です。そういった理由から月九というのは特別な枠になり、そこに人気ドラマを割り当てたフジテレビが未だに特別かのように扱っています。

と、生い立ちを考えると、野球中継もBSで放送されるだけで、かつ、録画も時間変更を追随する今、月九の価値ってあるんでしょうか？
どちらかといえば、水曜日をノー残業デーとする会社が多い日本では、水曜日の9時や10時の方が家にいる人が多いのでは。

また、サザエさん症候群という言葉があるように、日曜日には翌日からの仕事のために、家にいる人が多いと思われます。半沢直樹の人気や行列のできる法律相談所の視聴率などを見ると日曜日の夜はテレビの時間だという見方もできます。

変化を嫌う日本人は、わかっているのに変えようとしない。
いろいろ問題ありそうですね。